世羅幸水農園

農園スタッフブログ

2019年5月29日|梨(なし)

【梨】ジベレリン添付作業、真っただ中!

皆さん、こんにちはヽ(^o^)丿

先週末に運動会が行われた地域もあったようですね。今週末も多いのでしょうか。
熱中症にかかる方が増えているようなので、暑さ対策を万全にしましょうね


この時期としては、外での作業が厳しい気候でバテバテになりそうですが、やらなければいけない作業があるわけでして、、、
梨においては摘果作業の終わりを迎えようとしていますが、一方で摘果後の早生ものの梨に行う作業があります。

「ジベレリン添付」です。


手を上げて作業をしているのがお分かりいただけますか?

梨のある個所にペースト状のジベレリンを添付しています。

どこに添付しているのでしょうか?

これがジベレリン添付作業です。

摘果後に残した梨の実軸に、1つずつ添付していきます。

ワニ口(くち)状のブラシが先端についているので実軸を挟み、チューブから薬剤を押しだしてジベレリンを添付します。

こちらが、ジベレリンを添付した後の状態です。

分かりづらいかもしれませんが、実軸にしっかりジベレリンが添付されています。

一つ一つを手作業で行います。

世羅幸水農園では、早生の「新水(しんすい)」と「愛甘水(あいかんすい)」に使用しています。

ジベレリン添付は、収穫を早くできるようにするのと肥大が大きな目的です。


今年は、6月~8月にかけてエルニーニョ現象で暑くなるのでは?!との予報もありますが、梨が天候に負けないようにしっかり育って皆様のお手元に大きくて美味しい梨をお届けできるように、管理・栽培していきます。



それでは~(^.^)/~~~


【梨のジベレリン添付について】

前回にご紹介した葡萄のジベレリン処理と同様に使用できる時期が限られているので、摘果が終了したこの時期に品種を絞って使用しています。このペースト状のジベレリンで使用できる作物は限られており、その中に世羅幸水農園で育てている「日本なし」も含まれています。

葡萄のブログの際にご説明しましたが、世羅幸水農園ではジベレリンについては「農薬登録されている=農薬取締法に基づいて多くの項目(発がん性の試験も含む)で安全性の検証を経ている」との意味をなしていることと、ジベレリンは天然由来で植物に備わっている「植物ホルモン」の一つであることから、使用には万全を期して正しい濃度になるよう充分に注意を払って使用しています。

また、自然界に存在していて半世紀以上の使用実績で弊害がない、国の機関で毒性のない部類に入れられて正しい用法で使用している、添付作業なので周囲の勘急尾に影響を及ぼさないことなど、という観点から使用する果実や品種を見定めて対応しています。

さまざなまご意見があるかと思いますが、上記のことから世羅幸水農園では一部の果物と品種においてジベレリンを使用しています。



■ 葡萄のブログでお話しした、ジベレリンに対する考え方 ■
【葡萄】新梢・ジベレリン処理・摘粒(`・ω・´)

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2019年5月22日|葡萄(ぶどう)

【葡萄】新梢・ジベレリン処理・摘粒(`・ω・´)

皆さん、こんにちはヽ(^o^)丿

好天が続く中で時折訪れる雨。降り方が激しい局地的な豪雨となることもあるので気をつけないといけませんね。
温暖化の影響でしょうか。これから迎える梅雨の季節にむけて警戒する必要がありそうです。


さて、梨や桃の摘果が始まっていましたが「葡萄の摘粒・ジベレリン処理」も進めています。

こちらは随時対応中で「新梢管理」も同時に進めています(・ωー)~☆

こちらは「新梢管理」の作業中です。

●新梢管理(しんしょうかんり)とは・・・
新梢管理とは、樹全体の枝葉の成長と結実との均衡を保ち、経済樹齢を長く維持するために新梢の整理を行なうことである。また、樹冠全体に日射がいきわたることによって着色や糖度など果実品質の向上や結果枝の充実が期待される。

※ルーラル電子図書館/農業技術事典より抜粋

新梢とは、新しく伸びた枝のことです。春に伸び出して年を越していない、若くて新しい枝のことです。1年枝や1年生枝とも呼ばれていて、この枝が多いほど樹勢が良いことになります。

2019年も順調に伸びているようで、いい感じですね~♪

伸びてきた枝を、まっすぐ伸びるように棚に止めていきます(・∀・)

そして「ジベレリン処理」をします。

ジベレリンという植物ホルモンを使って、ぶどうの房を液に浸けて「種無しのぶどう」にしていきます。この処理をするので、種の無いぶどうが出来上がります。

一房ずつジベレリンの溶液に浸していく、かなり大変な作業です。細かい作業も多いので、ぶどうはハウスと露地とも若い従業員が5~6名で担当しています。

ジベレリン処理は、房の粒の大きさで作用する時期が決まっているので、加温ハウスから露地栽培まで、1房1房の粒の状態を見ながらジベレリン処理をしていきますので

期間は、すべての房が浸かるまでです。気が遠くなります・・・・

摘粒(粒を間引き)して房の形を整えていく、こうした作業をしていくことで農園内でも評判の美味しいぶどうに仕上がります。



それでは~(^.^)/~~~



【ジベレリンについて】

ジベレリンの使用について、この場合は「葡萄を種なしにする」「葡萄の粒を大きくする」のが目的の薬品です。植物ホルモンの一つで植物が活きていくために必要不可欠なものです。自然の状態の植物や葡萄の体内にも備わっています。つまり、私たちが日常生活で摂取する米や野菜、果物などにも含まれているものです。
農薬として農林水産省に登録されていますが、ジベレリンは自然界にあるもので生成する能力の高い菌を培養する発酵法で作られています。酵母でお酒を造る手法と同じです。葡萄の中には自然に種無し葡萄ができる品種もあります。そうした品種は果粒内にジベレリンを多く含むようになります。つまり、葡萄自身がジベレリン処理をしていることになります。

人為的に種無し葡萄にすることに漠然とした不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、大多数の消費者の方々が種の無い葡萄が食べやすいとういことで好まれる傾向もあります。ジベレリンについては「農薬登録されている=農薬取締法に基づいて多くの項目(発がん性の試験も含む)で安全性の検証を経ている」ということを意味しています。また、ジベレリンは天然由来で植物に備わっている「植物ホルモン」の一つです。使用には万全を期して正しい濃度になるよう充分に注意を払っています。

ジベレリンは「自然界に存在して半世紀以上も使用されていながら弊害が生じたとの報告がないこと」「国の機関で調査して毒性のない部類に入れられて正しい用法で利用されている」「コップで浸透させる方法で周囲の環境に影響を及ぼさないこと」「種無し葡萄を好まれる消費者のご要望に応える」ということから、ジベレリンの使用を否定するものではなくて品種を見極めて対応しています。



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2019年5月14日|桃(もも)

【桃】摘果開始しましたよ °+(*´∀`)b+°

皆さん、こんにちはヽ(^o^)丿

先週末に、広島県内では「30℃」を超える「夏日」を記録したところも出ました(○A○)

7月ころの気温のようですが、さすがに気温が上がり過ぎですね
例年のような気候が果汁にはいいので、落ち着くことを願っています


先日、梨の摘果開始をご案内しましたが「桃」の摘果も始まりましたよ

13日から開始しました。

受粉は上々で、実が大きくなっていますよ(´∀`)

すでに、摘蕾や摘果である程度間引いているので作業ははかどります。

桃の樹は「約40本」ほどあって、桃の摘果だけなら「4人で2日半ぐらい」で終わりそうです。

こちらが、摘果前の状態。実がたくさん付いているのがお分かりいただけますか?

この状態から摘果作業を行います!

こちらが摘果後。明らかに実の数が減っていますね~。

実の大きさや今後の生長を加味して、残す実と摘果する実を決めて一気に作業を行います。

ほとんどの実が摘果されて、一つの枝に一つの実を残して栄養が活き届くようにしていきます。


世羅幸水農園の桃は、梨や葡萄・苺と同じように人気果実で、店頭や通信販売でもすぐに売り切れとなってしまいます(´・ω・`)

販売が開始となりましたら、早めに告知させていただきますね(*´▽`*)



それでは~(^.^)/~~~


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2019年5月9日|梨(なし)

【梨】摘果開始(‘∀`)ゞ

皆さん、こんにちはヽ(^o^)丿

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうか。
10連休だった方もそうでない方も、充実した連休を過ごされたのであれば良かったですね!と思います♪

農園は10連休に関係なくいろいろな作業が続いていましたが、7日から「梨の摘果」作業を開始しました(・∀・)

臨時作業員も入れての摘果作業ですが「総勢70名」で開始しました(。-∀-)

当初、天候や気温の影響で摘果作業の日程が1週間程度は早くなるかと思っていましたが、4月中旬の冷え込みで生長が少し落ち着いたようで、結果的に例年通りの日程で開始となりました。

ご覧のように、それぞれの梨の樹を一斉に摘果していきます。摘果は早く済めば済むほど、残した実が大きくなりやすいので集中して作業を行います。

2019年は、梨の花の満開が例年より2日ほど早くて天候にも恵まれていたので、実の付きがいいようです(^_-)v

そうした中で、より生長しそうな実を選別して残して、他の実は切り落としていきます(´c_`)

このように、摘果も手作業で黙々と進めていくので手を上げての作業はどんなものでも辛いですね┐(´~`)┌

選別をしながら他の実を落とす作業なので、ひと塊ごとに考えながらの作業が続きます|`・ω・)9

届かないところは、作業はしごに登って作業を行います。

気温が上がり過ぎても寒過ぎても作業が厳しくなるので、この時期に見合った天候で過ぎていってくれることを期待します(☆ω☆*)

1ヶ月程度(6月10日ごろ)を目安に一次摘果を終わらせたいですね。

摘果従業員は現在も募集していますので、ご興味がある方は是非ともお問い合わせくださいね(^ω^)



それでは~(^.^)/~~~


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